皆さんこんにちは!
筆者のとりです!
地獄のオープン就労で行き詰まり…
転職を経て現在の職に就き、心の安寧を取り戻しつつある今日この頃…
前職の失敗を糧に
日々努力してきました(私が努力なんて…)
私は変わりました!
メモ帳を駆使し…
Todoリストを改訂しながら…
もう一人の私「報酬さん」と闘い…
自分に脅しをかけ、重い腰を上げさせ
ここまで来ました。
ここまでの取り組みの賜物か職場でも少しづつ同僚の信頼を得ることができ、最近は自分らしさを取り戻すことが出来たと実感しています。
私は思いました…
ADHDが改善している…
今日は私のADHD改善体験を通して、脳の可逆性について勉強したいと思います。
失われた細胞は復活する【脳の可逆性】とは?
脳梗塞などの脳血管疾患が起きると、脳の血管が詰まり血液が流れなくなります。酸素が行き渡らなくなった脳は深刻なダメージを受け、脳の神経細胞が死んでしまいます。
死んでしまった脳細胞がもとに戻ることは二度とありません
脳細胞が死んだらその神経が司どっていた領域が使えなくなります。
例えば言語を司る脳の領域が損傷したら、失語症など言葉を発することが出来なくなり、運動を司る脳の領域が損傷すると手足が動かなくなります。
脳をやられたら「THE END」と考えられてきました
しかし最近の脳科学研究では…
リハビリテーションによって損傷した脳細胞周辺の神経回路が
新たに作られることが明らかになりました
反復した学習や日々の積み重ねで得た経験で、脳神経のシナプス結合が起こり、運動能力や行動に変化が現れるという神経可塑性(しんけいかぎゃくせい)が提唱されています。
たとえば、脳梗塞で脚を動かす神経細胞が損傷して機能を失っても、訓練によって本来「足の指」を動かす指令を出す神経細胞が代わりに脚を動かす指令を出すことができるようになるのです!
要は違う神経が別な場所も代わりに動かしてくれるというわけです!
はい!
賢明な読者様ならこの続きは分かりますよね(笑)
私の脳内(特に前頭葉で)何かが起こっているのではないかと考えています
とり(筆者)の脳に新たなニューロンネットワークが形成されているのでは?

出典:慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト「KOMPAS」より
私たちの脳内の情報伝達はニューロン(神経細胞)を通して電気信号が流れることで成立します。
ADHD者の脳は神経伝達物質であるドーパミンの流し口(シナプス前部)と受け皿(シナプス後部)に障害があります。
ここで疑問に思うのですが…
ニューロン自体は電気信号で情報伝達しているのに
なんで各ニューロンの接続部であるシナプスでは、わざわざ電気から化学物資であるドーパミンその他に性質が変化してしまうのか?
専門サイトをいくつか探しましたが上手い表現が見つかりません(汗)
あえて噛み砕いて言えば、ニューロンを通して流れてきた電気信号を一度別の化学物質に変換することで性質に変化が現れるといいます。この性質変化は、人間でいえば一度書き留めて忘れないようにする「記録」のような役割を担っているのでは?と私は思います。
本来ドーパミンが適正量流れてる状態に対してADHD脳は脳の血流不足のためか、ドーパミンが受け皿(シナプス後部)に行く前に漏れ出たり「再取り込み」といってまた(シナプス前部)に戻ったりしてしまいます。
コンサータやストラテラなどのADHD治療薬はそれらの状態を改善させ、脳の覚醒や鎮静を促す薬です。
しかし…
ADHDの病巣の本質は実はそこではないのではないか?
と私は思っています。
シナプス結合とADHD改善の可能性
ここまでの話を整理すると…
- 脳機能の障害が起こってもリハビリで回復する可能性がある
- 脳神経が別の神経を肩代わりすることが出来る
- 脳神経(ニューロン)のネットワークは電気信号から一度化学物質に変換されることで特性を変え『記録』の役割を果たす(私の見解)
ということが分かりました。
なので私は仮説を立ててみました…
仮にADHD者の脳に障害があるのだとしたら、その障害をカバーする(若しくは代替え)できる領域があるのでは?
その領域を特定しカバーする術を身につけるとが出来ればADHDを改善した、と言えるのでは?
という結論に達しました(大袈裟)
諦めずにここまで来た…
私は継続してきました…
自分のADHD特性を理解し、改善しなんとか普通の人と肩を並べて生活したい。
その一心で毎日を過ごしてきました。
そして…
新しい職場では困りごとが減り、ストレスも前ほど感じなくなりました。
笑顔だって見せます…
転職を機に光が差した気がします。
ADHDである自分を捨てずにここまで来た結果がこれなのでしょうか?
だとしたら私の苦労は決して無駄ではなかったということになります!
次回はいよいよリハビリの観点で取り組むADHD改善法に迫ります