見えているのに見えていない?カクテルパーティー効果に見るADHD者の視野特性

皆さんこんにちは!!

今日の札幌は気温22℃雨です…

台風が近づき不安定な天気が続きます。

執筆の傍らテレビでは高校野球の決勝戦が行われており

大阪桐蔭✕金足農

の白熱した試合が展開されています。

夜勤明けで若干疲労気味のとりです…。

さて今回はADHDは見ているのに見ていないという私たちの独特の「視野特性」について迫っていこうと思います。

これは視野狭窄なのか?視野に入っているのに認識しない脳

「とりさん!ちゃんと見て!!」

前職で先輩によく言われたシーンです…

介護施設で勤務している私は、フロアで過ごしているお年寄りを見守っていました。

お年寄りの中には転倒の危険があり、もしその方が立ちあがったら急いで傍に駆け寄り、付き添うのが優先事項でした。

私はその方の方向を確実に見ていました…

しかし私は、立ち上がり歩きだしているお年寄りを視野に入れているのにも関わらず見逃してしまいました

「今見てたよね!?大丈夫??」

幸いお年寄りの方は転倒することもなく別の職員が付き添い事なきを得ましたが…

周りからは、かなり白い目で見られることになります…

その時、私の脳内でなにがあったのでしょうか?

カクテルパーティー効果

カクテルパーティーで検索をしていくと、認識テストでとある動画を見せられます。

「黒い服の人が建物から何人出てくるでしょうか?」

と問題が出たあとで…

建物から10人の黒いスーツを着た人が出てきます。

当然答えは10人ですが…

「そのうち眼鏡をかけていた人は何人だったでしょう?」

という想定外の質問が出た時、確実に見ていたはずなのに答えられないというテストです。

人の脳は…

「自分が関心のあるものだけが目や耳に入り、それ以外の情報が意識に入って来ない」

傾向があるという結果ですが。

あの時の私を振りかえると思い当たる節があります。

私の置かれていた状態

あの時私は、転倒のリスクのあるお年寄りを見守りながら…

  • 個人記録を書く
  • 呼び出しチャイムの音を聞く
  • 荷物確認票の2重チェックをする

3つの業務を並行していました。

しかもそのお年寄りは、その日に限ってうたた寝をしており立つような状況ではなかったため…

「大丈夫だろう」

という過信がありました。

この時すでに…

私の注意力からそのお年寄りは除外されていたということになります

カクテルパーティー効果で意識から除外された対象はそのまま認識されなくなります。

その時の対象とはまさしく「お年寄り」だったのです。

その効果に上乗せしてADHD特有の集中力の低下や不注意が重なって、あたかも見えていない振る舞いになったのではないでしょうか?

そして遡るならば…

見守りを開始した時点で前頭葉の報酬系が機能していなかったのでは?

それが諸悪の根源では?

どう対処すべきだったのか?

そもそも見守りは退屈な業務です…

いつ危険な状態になるかも予測できないし、そもそも何事もなく終わるのが大半です。

でも見守りは地味な業務であるのにも関わらず、安全を維持するために無くてはならない業務なのも事実です。

そしてマルチタスクが苦手なADHDは複数のタスクを持つべきではなかったと思います。

安全を守るために見守りは最優先事項だと意識づけ、極力下をむく記入業務やチェック作業を並行してやらない(それらを習慣化する)対策を講じる事に尽きるのではないでしょうか。

今回は…

意識しない対象は見えないに等しい

を教訓にいまの職場にも生かしていきたいと思います!!

この記事を書き終える頃にテレビに目を向けると…

大阪桐蔭✕金足農

の試合が13対2と大阪桐蔭の大量得点で試合が終了していました…

公立高校期待の金足農でしたが…

大阪桐蔭が史上初の2連続春夏連覇という偉業を成し遂げました。

高校野球100年の節目に華々しい成果だと思います!

おめでとうございます!!

これで夏が終わったという感じがしますw

最後までお読みいただきありがとうございました!

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