どうも~
4月付で前の会社を退職し、心機一転クローズで「普通の人のフリ」して働いているとりです。
最近は(2018年8月1日現在)日本列島自体が熱波に見舞われ…
北国育ちの私としては毎日がつらい苦行となっています。
辛いと言えばADHDの皆さん頑張ってますか?
先ずは自身の健康と精神衛生に気を遣い、十分労わってくださいね。
普通の人より疲れやすいんですから絶対無理は禁物ですよ!
今回は世間一般のイメージと本来の私達の実像にかなりの差があることや私自身がADHDの診断を受けて何が見えてきたか?について書いていこうと思います。
独り歩きするADHDのイメージ
発達障害の1種であるADHDがメディアでも頻繁に取り上げられ、世間的にも認知され始めてきたところまでは私も実感があります。しかし、発達障害という総称の範囲が曖昧で、未だに精神病や知的障害の類と混同されてる方も少なくありません。
要は…
『障害』
と名称につくと同じ括りにされてしまうのがとても残念な事だと私は思います。
私は最初会社の同僚に
「あなたはアダルトチルドレン(AC)では?」
と疑れたことがあります。
ADHDはアダルトチルドレンと間違われる?
元同僚であるY氏の話によると
「とりさんは追い詰められると、俺はどうなってもいい!とか投げやりになったり」
「仕事に対してあからさまにわざと雑にしたり子供じみたことするでしょ?」
「なんかそれってアダルトチルドレンみたいだなと思って…」
私を心療内科に行くことを勧めたYさんだが…
以下のwikiの内容からすると類似点もあり…
確かに疑われても仕方ないなと思ってしまった。
以下Wikipediaから抜粋
一般には、「親からの虐待」「アルコール依存症の親がいる家庭」「家庭問題を持つ家族の下」で育ち、その体験が成人になっても心理的外傷(トラウマ)として残っている人をいう。破滅的、完璧主義、対人関係が不得意といった特徴があり、成人後も無意識裏に実生活や人間関係の構築に、深刻な影響を及ぼしている。
原因に家庭環境の問題が挙げられており、それらがトラウマになっているとか…
だが違う…
確かに厳格な父親に育てられ、かなりの頻度で身体に傷を負うほどの折檻を受けたことはあるが…
母の優しさも感じたし、晩年の父はとても優しかった…
不幸にも父は私が26歳の頃に心筋梗塞で急死したが、決して家庭に問題があったとは言い難い。
幸いにも私は専門の精神科医に診断を付けてもらったが、もしかしたアダルトチルドレン(AC)で片付けられていたかもしれない。
それはそれでつらいことだが…
色々な合併症を持つADHDとその症状
少なくとも私が知る限りADHDと間違われやすい疾患は、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラム症(ASD)、うつ病、学習障害(LD)知的障害など…
部分的ではあるがそれらに似た症状が出てしまうのも特徴であると同時に、うつ病などの2次疾患を併発しやすいのも特徴ではないかと思う。
少なくとも発達障害という受け入れがたい診断をうけたショックと、職場で立ち行かない状態でストレスを抱えていた私の精神は時間をかけて確実に蝕まれていった…。
日によって何もやる気が起きず、出社前は謎の吐き気が収まらなかった…
ミント味のタブレットが手放せなかった
ADHD治療薬であるコンサータの副作用も辛く身体的負担も大きかった…
ADHDを起点として坂道を転げ落ちるかの如く私の状態は悪くなる一方でした…
まさに負の連鎖状態でした。
うつなのか?
うつの定義は
『精神障害の診断と統計マニュアル』において、うつ病(大うつ病性障害)として扱われるのは、1日のほとんどや、ほぼ毎日、2、3週間は抑うつであり、さらに著しい機能の障害を引き起こすほど重症である場合である
Wikipediaより引用
とあるようにほぼ毎日同じ症状が長期に渡って続くことであることらしいです。幸い私はそこまでは行っていなかったと思います。
ただ、あのままの職場生活を送っていたらどうなっていたでしょう…
何かしらの変調をきたしていたかもしれません。
ADHDには理解者が必要。路頭に迷わないために…
そんななかでも私を理解しようとし支えてくれたYさんは私の恩人と言っても過言ではないでしょう。
持論ですがADHDが一人で生きていくには、この社会は厳しいです。
よき理解者と暖かく見守ってくれてる環境が必要です。
多くは望みません…
ちょっとだけ手を貸してください…
本当にそれだけでいいのです。
直ぐには無理かもしれませんが…
あなたのお役に立てる日が必ず来るはずです。
期待半分で待っててくださいね!