好かれることは悪くない!?心理学的に言えば「好意の返報性」が働いたようだ

今にして思えば…

徐々にTに対して好意を抱くようになったのは…

以下のような心理状況が働いていたのでは?

と思っています。

好意の返報性(こういのへんぽうせい)

好意の返報性とは、他人から何かしらプレゼントやお土産をもらうと、相手に対してお返しをしなければいけないと考える心理状況のことで、こうした心理を「返報性の原理」と呼んでいます。

このようにTから好意を打ち明けられ、何度も接触を重ねるうちに…

「ここまで好かれていてこちらも何かお返しを…」

という心理状況になっていってしまったのでは?

その状況下で私は彼女との長電話や…

急に家に来てしまうことを黙認することになったのではないだろうか?

前記事>>>あなたは「押し」に弱い人?「好き」と言われたら「好き」になる?結局相手を傷つけた…

前回からの続きはここから…

飴…

Tはそう言うとポシェットから飴を取り出し、おいしそうに舐めだした…

「とり先輩もどうぞw」

彼女がくれた飴は…

パイン飴だった…

Tはよっぽどお腹が空いていたのか…

口に含んでいたパイン飴を…

ガリガリと音を立てて1つ目を食べてしまった。

そして…

もう一つ口に含んだ…

私は彼女の一連の動作を見ていた。

パイン飴を舐めながら…

おかしな関係…

未だによくわからないのだが…

手紙では告白されたが、私は彼女に返答はしていない…

正確に言うと告白に対して一切のリアクションをしていないのだ。

それでも彼女はノーリアクションの私に対して、了解を得るとか、答えを求めるなどの行動を一切行わない。

彼女の意図も分からず…

彼女を家に入れ…

彼女のパイン飴を受け入れた…

そして週末の昼下がりに…

Tは私の家を訪れた。

毎週ではなかったが時間の許す限り8Kmの道のりを…

遠路はるばる自転車で来た。

夏…

月に3~4回…

Tは私の家を訪れた…

例のゴールデンウィークからなので…

かれこれ、このおかしな関係が1か月半続いたことになる…

私の家は農家を営んでおり、主要作物は「米」と「大豆」である。

初夏は農薬散布や雑草の除去など忙しい…

両親は昼間はほとんど家にいることがなく、Tが私に会いに来るには好都合だ…

その日もTが自転車でやってきた…

誘惑…

6月下旬にしてはその日は暑かった…

いつものように私はTをベッドに座らせ…

自分はテレビゲームに興じていた。

私がハマっていたのはEXERION(エクセリオン)

今はなき「株式会社ジャレコ」の名作だ…

あの独特の浮遊感…

初めて自機操作に「慣性の法則」がと入りれられた斬新な意欲作だ…

癖のあるゲームだったが…

ジャレコが、シューティーングゲーム界に新風を巻き起こしたことは間違いない。

暑かった…

「とり先輩!!」

「聞いてますー?」

その日のTの格好は…

ミニスカートにTシャツ

部屋では床に胡坐をかいてテレビ画面に向かっている私だったが…

振り返るとちょうどベッドに座ったTの膝元に目線の座標が合う…

額に流れる汗…

テレビ画面では敵の攻撃が激しくなり…

とり少年は残機を減らしていく…

画像と本人は無関係です

「ねぇ…聞いてますー?」

「とりせんぱーい」

チラつくTの下腿…

ベッドの上であぐらをかいたり、私の布団で横になってみたり…

振り返るたびにTの下着が絶妙なチラリズムを放ってくる…

テレビ画面は既にGAMEOVERの文字が…

私は額の汗を一度拭うと、ファミコンのコントローラーを…

そっと床に置いた…

獣と化すとり少年…

私は童貞を既に捨てているが…

それは年上の…

慣れた女性の手ほどきによって、なんの苦労もなく得たステータスだった。

経験はあるものの…

年下の女子に対してリード出来るほどの経験値はない。

私はTに対して強引にキスを迫った…

Tの両肩を鷲掴みにし…

強引に顔を近づけた…

Tの唇まであとわずかという時…

Tの掌が遮った…

一瞬何が起きたか分からなかったが…

私のキスをTが拒絶したようだ…

私の口を手で塞ぎながら…

Tが言った…

「付き合ってくれたらいいですよ…」

Tの口からはまだ…

パイン飴の香りがした…

続く…

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