夫婦の危機!?同じ事の繰り返しだと思ってた…しかし私は微量ながら前進していた

前記事>>>ADHDの夫婦生活は診断が出てからが勝負!?離婚届を役所まで持って行ったあの日…

の続きになります。

出勤後…

その日は遅番なので…

11時から20時までの勤務…

仕事をしながらも…

「まさか書いてないだろうな…」

内心気が気ではありませんでした。

いつもの妻なら帰宅時は何事も無かったかのように

「おかえりー」

となるのですが…

その日は違いました…

帰宅…

「ただいま~」

「…」

いきなり無視からの…

畳み掛けるような叱責と説教が始まります…

妻のとの口論

彼女は弁が立ちます…

先ず彼女は

「なぜ?どうして?」

を皮切りに、自分が納得できない私の行動をひとつづつ丁寧に検証していきます…

基本的になんとなく…

意味もなくやってしまうことが多い私にとって…

あれ?何やってんだろ俺…

妻の言う

「なぜ?どうして?」が

とにかく苦痛でした…

なぜなら答えようがないからです…

例えば…

こんなことがありました…

宅配ピザ事件

宅配ピザを頼んだ時でした…

色々な味が楽しめる4種のピザがいいということで…

ピザハットだったか…

ストロベリーコーンだったか…

とにかく8つ切りピザで2枚ずつ味が違うタイプの物を頼んだ時がありました…

その時はとてもお腹が空いていて…

二人で笑顔で

「いただきまーす」

と和気あいあいでテーブルを囲みました。

迂闊にも…

最初は大好きなサラミの乗ったものから順番に手を付けていったのですが…

その隣の照り焼きチキンだったと思うが…

無意識のうちに私は…

同じ種類を2枚食べてしまいました…

やっちまったな

豹変する妻…

「なんで!!!!」

「私テリヤキ好きなの知ってるでしょ!?」

「なんで食べちゃうの!?」

「最悪…」

さっきまでの和やかな雰囲気は一変…

修羅場と化します。

暗黒面が始まる…

妻の…

「なんで?どうして?」

が始まります…

悪いのは私です…

妻が照り焼きチキンが好きなのも知っています。

落ち度は私にあります…

だから素直に謝るのですが、一向に許してくれません。

無限ループのように…

なぜこうなったか?

どのような心理状況でこのような行動ができるのか?

あとあと考えると…

私はピザを食べることに集中しておらず…

当時見ていたテレビに気を取られていたため、同じピザを2枚食べてしまうという不手際を犯しました…

妻にも言いました…

「ちょっとテレビ見てて気が付くのが遅れた」と…

妻は大きくため息をつくと

ふてくされ…

「もういい…」

残ったピザには手を付けず奥の部屋にいってしまいます。

そして奥の部屋から呪文のように…

「なんで?どうして?」

と独り言が聞こえてきます…

妻には私の行動は不可解極まりなく…

思慮に欠いた思いやりのない行為だと感じるようです。

そんなことが普段から蓄積されて…

彼女もストレスが溜まっていったのでしょう。

今にして思えば…

なぜもっと彼女の気持ちに寄り添えなかったのかと悔いています。

そしてあの日…

話を離婚届を叩き付けたその日に戻します…

一つひとつの不満の積み重ねが…

妻の鬱憤の導火線に火を点け…

超えてはならぬ一線を超えました。

私が帰宅した時には…

彼女は離婚届に必要事項を記入し印鑑まで押してありました…

ご丁寧に証人欄に署名もありました…

私は彼女の筆跡だとすぐに分かりましたが…

多分代筆許可など取って無いでしょう…

でも、妻は本気であることが感じられました…

言ってはならないこと…

「あんたのせいで私の人生台無しよ!!」

これには私も我慢ならず…

「ああ!!離婚だ!離婚!」

離婚届に名前と住所…

そして印鑑を押印し

車に乗りました…

その際また

「逃げんなよ」

と言われたので…

妻を助手席に乗せ…

夜の市役所へ…

時間は0時少し前…

日付が変わろうとしていました。

市役所に着く…

正直…

興奮してたとはいえ、まだ冷静さを保っていた私だが…

夫婦の危機であることは間違いない…

何度か

「本当に出すからな」

「もう後戻りはできないぞ」

と念押ししたが…

妻は

「分かってる…」

と一言…

妻を車中に残し車から降りた…

私は腹を括った…

市役所内部へ…

とっくに業務時間は過ぎているが…

離婚届は役所で24時間受け付けているのは知っていた。

正面玄関は閉鎖されている…

しばらく入れそうな場所を探すと…

一か所電灯が灯っている場所が…

建物の裏手に「休日夜間受付」という看板を見つけた…

10数メートルだろうか…

受付らしき場所まで歩く間…

妻との色々な想い出が…

走馬灯のように浮かんでは消えた…

受付のドアに手が掛かる…

職員玄関のような狭い玄関を入るともう一つ総ガラスのドアが…

どうやらこのドアを抜けた突き当りのカウンターらしき場所が窓口らしい…

シーンとしていて薄暗い棟内を…

右手に離婚届を握りしめ…

私は歩いた…

誰かいる…

2枚目のガラスドアを開けて数歩進んだ時だった…

「わはははははっ」

いきなり中年のおじさんのような、少し野太い笑い声が棟内に響いた…

私は咄嗟に近くの柱に身を隠した…

当直中であろう職員らしき男性がカウンター越しに男女と話しているようだ…

私は彼らが何をしているのか興味が沸き…

しばらく観察することにした…

当直の職員と話している男女は若いカップルのようだ…

手を繋いでいる…

雰囲気も悪くない…

鈍い私でも直ぐにピンときた…

若いカップルはどうやら婚姻届けを提出しに来たようだ…

若い男女の旅立ちを目の当たりにして…

職員の男性も祝福の気持ちでいっぱいだったのだろう…

私は身を隠したものの…

完全に出るタイミングを逸してしまった…

そして外から誰かが…

受付カウンターと玄関の間にある柱に身を隠した私だが…

背後からガチャッとドアの開く音が…

慌てて振り返ると…

そこには…

妻が…

しかも妻がドアを勢いよく開けたせいで…

カップルと職員が気が付くという…

なんだかゴチャゴチャした展開に…

混乱する私…

先ず妻が何をしにここまで来たか?

察するにちゃんと離婚届が受理されたかどうか確認しに来た?

しかし私は柱に身を隠し挙動不審MAX状態…

それを見つめる若いカップルと市役所の職員…

先ずは事態の収拾を図らねばならない。

「あの…何か御用ですか?」

職員が聞いてくる…

「あぁ…えっと、そのぉ…」

言葉に詰まる私…

恥ずかしながらフリーズした…

情けない話である。

その時だった…

「いえ何でもないんです!」

「失礼しました…」

妻が私の腕をつかみ足早に去ろうとした…

「え?だって…あれ?」

混乱している私を尻目に妻は

「いいから早く!」

妻に言われるがままに車に戻り…

一旦車を走らせることに…

車中で妻が一言…

「ごめん…」

その一言で私は安堵しました…

その時妻の横顔を見ました…

いつもの妻でした…

そうです…

いつもの優しくて…

気が利く、しっかり者の妻でした…

妻は…

私のズボンのポケットに挿してあった離婚届を受け取ると…

ビリビリと破り捨てた…

私は許され…

そして通常の夫婦生活に戻るのでした。

この時は私は悟りました…

妻の癇癪は台風と同じ…

過ぎ去るのを待てば…

やがて治まる…

そうだ…

台風が過ぎればまたいつもの青空に戻る…

私がちょっと我慢すればいいのだ…

そうなんだ…

そうすれば全てうまくいく

賛否両論があると思いますが…

怒る妻に対して決して抵抗はせず、ひたすら傾聴し…

理不尽なことあっても耐える。

私はこのやり方で残りの10年を過ごしています…

お陰で大規模な喧嘩もなく平穏な日々が続いています。

もっと良い方法があるかもしれませんが…

変えるつもりはありません。

妻と出会って25年…

何度も夫婦の危機がありましたが、今でも別れずにやってきています。

おちこんだりもしたけれど、とりは元気です。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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