コンサータで『先延ばし』が治らない原因が脳の大脳辺縁系の下にいる「アレ」のせいだったことにたどり着く

昨日に引き続きADHDの悪しき特性

『先延ばし』について掘り下げていきますね…

前回では先延ばしの根幹には

「面倒くさい」

があり、その背景に潜む感情である

「退屈」

「怒り」

があるところまで詰めてきましたが…

実際それらを意識しながらコントロールし

「先延ばし」に至らない対策を講じなければなりません。

私は人生において「先延ばし」をし過ぎて、相当の回り道をしてきました(お陰でこの歳ですが…)

まぁ…

気が付けただけでも幸運だと思い「先延ばし対策」を考えていこうと思ってます。

お付き合い頂けたらありがたいです!

私が失ったもの…

少なくとも…

「やるべきこと」から逃避して、自堕落に過ごした時間は…

過去に遡れば遡るほど膨大な時間となって蓄積しているでしょう…

今まで意識していませんでしたが…

まさしく「時間の無駄遣い」をしていたと思います(汗)

やるべきことを抱えたままの生活はADHDの症状に拍車をかける

「あの報告書、明後日までに仕上げないとヤバいんだよね」

「頼まれてたアンケートの集計もうそろそろやらないと…」

そんな気がかりなことを抱えたまま別な仕事をしてると、間違いなくミスを誘発します。
やるべきことをやらなかったことによる2次障害です

当たり前だが…
「やるべきこと」を片付けないと「やるべきこと」が溜まっていく

やりかけの仕事や、複数の案件を抱えているとADHDの不得意分野であるマルチタスクに脳が占拠されます。

余裕がないADHDはポンコツ度に磨きがかかり…

やがてとんでもないミスを犯してしまうのです(泣)

「ゴミ」と「やるべきこと」は溜めてしまうと後が怖いのです…

信頼の失墜と自責の念

社会人として「やるべきこと」が出来ない人は…

信頼を失います…

信頼を失うと人間関係もギクシャクしだし…

職場で居場所がなくなります…

孤立します…

余計にパフォーマンスが下がります…

そして最終的には職を失うのです…

「先延ばし」はADHDにとって天敵です

先延ばしは言葉巧みに私たちを誘惑します…

「明日でも充分間に合うよ」

「こんな簡単な仕事今やる必要ないよ」

「やる気がでるまで待ってみたら?」

「この動画見てからでもいいんじゃね?」

だいたいADHDは誘惑に負けますね(笑)

先延ばしの脳内はどうなっているの?

Vik Nithy(ヴィク・ニフィー)氏

20歳で3つの会社を立ち上げた心理学科学生ヴィク・ニフィー氏は、脳のメカニズムの仕組みから、私達が目の前の課題よりもゲームやTVを優先してしまう理由を解説しました。

私たちの頭の中では議論がなされている

解説の中でヴィク・ニフィー氏

先延ばしは自分の頭の中で葛藤が起こり、一方の自分は今やらなければならない事に取り組みたいと主張し、もう一方の自分はそんなことよりゲームをしたいと思っている。

このような議論が脳内で発生する時…

どのような働きが起こっているのか?

実は…

脳内の大脳辺縁系と前頭前皮質の間で実際に議論が行われているというのです

以上のように脳内の

大脳辺縁系

黄色の部分が前頭前皮質

前頭前皮質

が実際に脳内で議論を始めるそうです。

ちなみに先延ばしの命令を出している真の黒幕は…

大脳辺縁系の下部に位置する偏桃体です

脳内でも原始的な部分を司る偏桃体…

前出のヴィク・ニフィー氏は偏桃体の働きを「本来は防衛本能の名残り」だとし…

偏桃体は恐怖や不安など自分の生命に危険が及ぶ刺激に対して…

脅威と闘うか?

それとも逃げるか?

選択する部分です。

ジャングルでライオンに遭遇した場合なんてことを、現代の自分たちに当てはめて考えるのは「先延ばし」のたとえ話として妥当ではありませんが…

宿題をやっていない時に…

先生がこちらに向かって来るときの恐怖と言ったらないですね(笑)

早くから「先延ばし」✕「偏桃体」は目を付けられていた

ある研究で先延ばしする人が集められ偏桃体がどうなっているのか?

MRIで診察されました…

研究では、MRIを用いて264名の男女の脳を調査。参加者たちは撮影後、「行動力」や「衝動性」を測るための質問に回答し、「すぐやる人」と「先延ばしにする人」のグループに分けられました

その結果は…

行動のコントロールが苦手な「先延ばしする人」の方が「偏桃体」が大きいという結果でした。

以上の研究結果を持って偏桃体が大きな人は「恐怖・困難」を避ける傾向が強く「現状維持」を好むことが分かってきました。

つまり…

偏桃体が大きい人は「現状維持」を好むため…

やるべきことを先延ばししてしまうのです。

ここまでのまとめ

先延ばしは人間の原始的な防衛本能の表れでADHD特有のものではないことが分かりました。

しかし「先延ばし」はADHDの症状に拍車をかけ悪化させるばかりです。

そして「先延ばし」の最終的な黒幕は偏桃体であることも分かりました。

どおりでコンサータが効かないわけです…

そして次回はいよいよ「先延ばし」改善法へ進みます!

ご期待ください!

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