定型発達者の言う円滑なコミュニケーションとは何か?ADHDが俯瞰視できない原因と対処法【メタ認知のすすめ】

どうも40代後半で大人のADHDと診断を受け、自身の世界観や価値観が180度変わった筆者のとりです。

診断を受けてから1年と7ヶ月…

職場で問題を起こし、ただでさえ立場が悪い存在だったのに更なるピンチに…

精神的に限界を感じそのまま退職を余儀なくされました。

幸い、よき理解者Yさんの支援とハローワークの障害者専用窓口で出会ったK様のお陰で無事に再就職を果たし現在に至ります。

さて、今回は前職での失敗談を織り交ぜながら、ADHD独特のコミュニケーション法と定型発達者との違いを私なりの解釈で書こうと思います。

定型発達者には奇異に見えるADHDの独特なコミュニケーション

ADHDの3大症状である

『不注意』『多動性』『衝動性』でコミュニケーションに何が一番影響があるか??

私は全て影響があると思っています。

定型発達者同士の会話に何の躊躇もなく、いきなり入ってくる

『奇襲的会話参入』

は不注意と衝動性

定型発達者同士が今朝のニュースの話をしているのに、いきなり自分の趣味の話をしだす

『話題強制変更』

は多動性と衝動性

楽しいコミュニケーションの雰囲気を一気に崩壊させるような

『無意識爆弾発言』

はまさに不注意衝動性

ではないでしょうか?

ADHD者は前頁でも触れましたが、自己認知などの自分を見る力が残念ながら定型発達者より劣っていることは間違いないようです。

私も20代の頃は『奇襲的会話参入』と『無意識爆弾発言』を繰り返し、周りを凍りつかせたりドン引きさせたりしたことがあります…

この話題に入りたい!自分の話を聞いて!ADHDはとにかく焦っている

仮にA氏とB氏が楽しそうに話していたとします。

A氏「こないだ行ったお店のパフェ美味しかったよね」

B氏「うん。あの店のパティシエってどっかの有名店で修行してたんだって」

私(あー知ってる!あそこのパティシエはイタリアの〇〇店で5年修行してたんだよ)

私(スマホで検索される前に私が言いたい…言いたい…)

普通の人なら流れ的に(言いたいな…)で終わるところを

ADHDの人は黙ってられません…

A・B氏の話題に勝手に参入し、自分の知識を垂れ流すことになります。

当然A氏B氏にとってみれば

「はぁ?」

となるわけです。

この時のADHD脳は

1.自分の知識を教えてあげたいな

2.でもこの話題に私は入ってないし、彼女たちともそんなに仲がいいわけでもない

3.二人が楽しく会話してるんだから、無理に私が割り込むのも野暮だな…

4.大人しくしていよう

普通の人なら上記工程の1~4を通過しましが

ADHDは確実に2~4をすっ飛ばします(笑)

一呼吸おいて考えればすぐわかることを…

その『一呼吸』を置けないのが衝動性と不注意が関係しているようです。

ADHDは常に今(now)を生きています
私たちは目の前のことに囚われ過ぎているのです
目の前に囚われ過ぎるから今(now)の状況が次々と短期記憶に上書きされて大事なことを失うのです

私が行うメタ認知とは?一流アスリートも実践するメンタルトレーニング

前出の「ADHDは自己を見る力が普通の人より劣っている」は社会生活における様々なシーンでコミュニケーションの失敗や業務上でのミスに繋がってしまいます。

では、自己認知(自分を見る力)をどのように鍛えればよいいのでしょうか?

皆さんはメタ認知という言葉をご存じでしょうか?

アメリカの心理学者:ジョン・H・フラベルが、1970年代に定義し広めた専門用語です。
「メタ認知」とは、“自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え、評価した上で制御すること”を意味します。
簡単にいうと、「認知を認知する」、または「知っていることを知っている」ということを意味しています。
この認知→評価→制御のサイクルができる心理的な能力が、「メタ認知能力」と呼ばれています。これは、学校の学習でもビジネスでの問題解決など、いつどのような方法や策略を用いるべきかの知識や判断も含まれるいます。

引用元:© マナラボ Powered by Emanon

賢明な皆さんなら「いまさら何をw」とお思いでしょうがADHDにとってみればとても重要な事なのでお付き合い下さい。

イチローが行うメタ認知

超一流のメジャーリーガー

イチローもメタ認知を活用しています。

彼はバッターボックスに立った時、本人の他にもう一人のイチローがバックネット裏から全体を見渡しているそうです。

まさに自分を含めた、球場を俯瞰視しながら状況を把握するそうです。

そしてもう一人の自分がイチローに指示を出すわけです。

ここまで来ると超能力に感じますが

今行われている自分の状況を客観的に分析し適切な行動をとることを…

メタ認知は可能にしてくれます。

自分を実況中継する

ADHDは精神的に余裕がない時、追い込まれた時パニックに陥ることがあります。

そんな時

「今私はパニックになっている」

「落ち着くんだ…ここで慌てると余計に事態は悪化する」

「ここで深呼吸しろ!前はここでミスしたぞ」

と自分の置かれた環境を客観視して実況すること。

自己を自分が実況することで冷静さを取り戻し、頭の中を整理することで自分を落ち着かせる事に私は成功している。
そこで結論に達した

自己覚知が苦手なADHD者はメタ認知を繰り返し行うことで失敗を克服できることを私は体感した。

仕事上ミスをしている原因の大半はくだらない凡ミスばかりだ…

そして決まってミスをするときはタスクが重なって焦っている時や

別な業務が気になって集中できていない時だ…

簡単な事なの今までで出来ていなかった…

メタ認知には続きがある

メタ認知の提唱者ジョン・H・フラベルは以下の工程で

認知(自己認知)

評価(セルフモニタリング)

制御(コントロール)

のサイクルを経て問題解決や対策の判断材料にすることが目的のようです。

メタ認知は鍛えることが出来る

繰り返すこと、習慣づけることでメタ認知は脳内に定着する。

そうすることによって劇的にくだらないミスは減らすことが出来た。

それは自信に繋がり…

成功体験の少ない私にとって大きなモチベーションへとなった。

継続は力なり

飽きっぽいADHDはここからが勝負だと思う…

今後もメタ認知を活用して仕事に活かしたい

私はそう思っています。

あなたもメタ認知試してみませんか?

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